つるぎ町半田にある半田病院

 徳島県つるぎ町立半田病院の2020年度決算は純利益9531万円で、2年連続の黒字となった。新型コロナウイルスの流行による受診控えなどが影響して入院や外来の収益が大幅に減少したものの、新型コロナ対応に関する県の補助金などでカバーした。

 診療業務による収益などを示す医業収益は、19年度比5・2%減の20億6280万円だった。入院患者は各科とも減って19年度比12・6%減の2万7895人。外来患者も内科・小児科が大幅に減って同7・5%減の6万2246人で、収益は入院・外来とも悪化した。医業収支は2億6118万円の赤字で、19年度より1億6725万円のマイナスとなった。

 一方、医業外収益は4億7643万円で、19年度比142%増と大幅に増えた。新型ベッドの導入や換気設備など感染症対策用の補助金のほか、へき地医療支援などで計上された県の補助金2億7386万円が大きなプラス要因となった。

 医業外費用は1億2110万円で、医業・医業外収益から差し引いた経常利益は9414万円。