宮崎での2次キャンプを終えたJ2徳島ヴォルティスが7日、板野町の徳島スポーツビレッジで練習を再開した。26日のリーグ開幕戦が迫る中、選手たちはチームが掲げる「攻撃的で魅力あふれるサッカー」の実践に向けた最終調整に入った。
コンディション不良のFWアシチェリッチ、MF木村を除く28選手がグラウンドに集まった。午前中はランニングの後、3組に分かれて6対2のボール回しとペース走、体幹トレーニングをローテーションで行った。
ボール回しではロドリゲス監督が「スペース、スペース」と選手間の距離を意識するよう求め、素早いプレスができているかをチェックした。キャンプ中の練習試合で計2得点を挙げるなど好調を維持するFW佐藤は「けがをせず、いい形でキャンプを過ごせた。より状態を上げていく」とホーム開幕戦勝利へ意気込む。
午後は精力的にボールを動かし、戦術確認などを行った。ロドリゲス監督は「キャンプでフィジカルのレベルは上がった。(開幕に向けては)今までしてきたことを続けることを基本に、プレスやボールを保持する形を確立させたい」と話した。