徳島大と鳴門教育大、四国大、徳島文理大は、学生や教職員を対象とする新型コロナウイルスワクチンの接種に向けた準備を始める。4大学は9日に締め切られた文部科学省の接種に関する意向調査に対し、接種の従事者や会場を自前で確保するのを前提に「実施したい」と答えた。

 徳島大は学生・教職員約8千人を対象に蔵本キャンパスで接種を行う計画。政府が進める21日の開始を目指す。大学病院の診療に影響が出ないよう、診療業務が落ち着く午後3時以降に接種し、1日当たり500人を目標とする。8月中には2回目を終えるよう調整する。政府への申請も済ませ、今後は希望者の把握や接種に向けた計画作りを進める。

 医療系学部がない鳴門教育大は医師と看護師が1人ずつと少ないため、行政や医療機関に協力を求めて人員を確保する。めどが立てば政府に申請して7月以降に実施する方針で、付属の幼小中学校と特別支援学校の教職員も含めた計約1500人を対象とする。

 四国大と徳島文理大は今月8日、政府に申し込んだ。四国大は21日の週から古川キャンパスで学生・教職員ら約3500人を対象に実施する予定。7月中に2回目の接種を終えられるよう計画を練る。

 徳島文理大は7月下旬以降に徳島、香川両キャンパスで行う。対象となる学生や教職員ら約5300人のうち希望者を確定して名簿を作る。