徳島県体育協会の2016年度表彰式が11日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルであり、スポーツ振興功労者や全国大会で優秀な成績を収めた選手ら209人に感謝状や表彰状を贈った。
表彰されたのは▽競技団体の役員、指導者として10年以上従事した40歳以上の体育功労者38人▽全国大会で活躍した選手を育てた指導者23人▽全国大会優勝か、国際大会に出場した特別優秀者32人▽全国大会で入賞した優秀者90人▽奨励賞(小学生の全国大会で3位以内)6人▽生涯スポーツ賞1(シニア世代の全国大会優勝者)13人▽生涯スポーツ賞2(80歳以上の現役競技者)2人。
表彰に先立ち、本年度の生涯スポーツ功労者文部科学大臣表彰を受けた県バドミントン協会の西野昌明会長と、総合型地域スポーツクラブRexなかがわの井澤秀輝代表に感謝状が贈られた。
リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀(日本ユニシス)、リオを含め3大会連続で五輪に出場した陸上男子400メートルの金丸祐三(大塚製薬)、リオパラリンピックの視覚障害者による柔道男子で銅メダルを獲得した藤本聰(徳島視覚支援学校)の3人は特別表彰を受けた。
式では県体育協会長の飯泉嘉門知事が受賞者の功績をたたえた後、体育功労者として表彰された県小体連の片山京子氏が「競技者としてさらに高みを目指し、指導者として競技力の向上と体育スポーツの振興、充実に向け頑張りたい」と謝辞を述べた。