コロナ収束を願った「鍾馗」の書と絵=徳島市の上八万コミュニティセンター

 新型コロナウイルスの収束を願い、邪気を払う神とされる「鍾馗(しょうき)」にちなんだ書と絵の作品が、徳島市の上八万コミュニティセンターに飾られている。地元の書家川村春琴さん(64)と、徳島穴吹カレッジ(徳島市)で漫画やイラストを学ぶ大垣鈴香さん(19)=2年=が手掛けた。

 書は、川村さんが縦1・8メートル、横1・7メートルの和紙に行書で「鍾馗」と書き、「疫病をはらう神」などの言葉を添えた。にらみを利かせた鍾馗の絵は、大垣さんが縦横80センチの和紙に書道の筆と墨を使ってダイナミックに描いた。作品はセンター内の能舞台に7月ごろまで飾られる。

 「新型コロナに負けない力強さを太い線で表現した」と大垣さん。川村さんは「文字を通して地域の人や子どもたちを元気づけたい」と話した。