日本サッカー協会は16日、第97回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)の概要を発表し、来年1月1日の決勝は初の埼玉スタジアム開催となった。大会の価値向上を狙い、チーム強化費として支払われる優勝賞金は5千万円増の1億5千万円となった。
日程緩和のために開幕を早め、1回戦は4月22、23日に実施。日本フットボールリーグ(JFL)王者で前回16強のホンダFCは滋賀県代表との対戦が決まった。前回優勝の鹿島などJ1、J2勢は6月21日の2回戦から登場する。
47都道府県の代表など88チームで争われ、徳島県代表チーム(未定)は4月22日、鳴門ポカリスエットスタジアムで、長崎県代表チームとの1回戦に臨む。2回戦から登場するJ2の徳島ヴォルティスは6月21日(試合開始時刻は未定)に同スタジアムでFC岐阜と戦う。