台風による那賀川の氾濫で、徳島県阿南市加茂谷地区は2014、15年に相次いで浸水被害に見舞われた。これを受け、国土交通省那賀川河川事務所は15年に堤防整備を始め、今年5月に盛り土工事を終えた。現場の上空120メートルからドローンで見下ろした。

 

 那賀川と加茂谷川の合流地点では、4~7㍍の高さの盛り土に、白いブロックが壁のように敷き詰められている。加茂谷中学校付近で大きく蛇行していた加茂谷川は南へ真っすぐに改修。樋門4基を新設し、2本の橋も架け替えられた。

 

 何度も水害を経験した加茂町築堤推進委員会会長の町田治幸(はるゆき)さん(83)=加茂町宿居谷=は「堤防ができると床上浸水に悩まされなくなる。完成が待ち遠しい」と話す。

 地元住民にとって堤防整備は悲願でもある。完成は22年3月の見通しだ。※法令を順守して撮影しています。