12日、香港の刑務所を出所し報道陣に取り囲まれる民主活動家、周庭氏(共同)

 【香港共同】2019年の香港の警察本部包囲デモを巡る実刑の刑期を終え出所した民主活動家、周庭氏(24)は12日、刑務所に詰めかけた報道陣に何も語らず、その後、インスタグラムに「休みたい」と投稿した。周氏は昨年8月に香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕、保釈されており、今後、香港当局に同法違反罪で起訴される可能性が残る。出所後も国安法の影がつきまとい、自由が制限されているとみられる。

 周氏の弁護士は12日、共同通信の取材に「国安法で起訴されるかどうかはまだ分からない」と述べた。保釈条件である警察への定期的な出頭は、今後も求められる見通しだ。