[左]高安関 [右]稀勢の里関

 大相撲の横綱稀勢の里関らが所属する田子ノ浦部屋が6月15~17日、徳島市の徳島文理大で合宿を行う。同大の同窓会「アカンサス会」が、徳島県民らに相撲の迫力を間近で感じてもらおうと誘致した。17日の朝稽古を一般公開する。

 部屋では、稀勢の里関と大関高安関がけがのため5月の大相撲夏場所を休場した。稀勢の里関は7場所連続の休場となっており、7月の名古屋場所に向けた調整ぶりが注目される。

 アカンサス会によると、合宿には2人を含む力士約10人が参加する予定。同大は合宿に合わせて体育館に土俵を設置し、1800人分の観覧席を設ける。

 会と部屋の関係者に個人的なつながりがあったことから、企画した。初日の15日には文理大生や幼稚園児、小学生らを招待する。

 朝稽古を一般公開するのは17日午前8時から同11時まで。見学は無料だが、事前の申し込みが必要。同大ホームページやはがきなどで4日まで受け付ける。

 申し込み方法などの問い合わせは同大入試広報部<電088(602)8100>。