アミコビルに移転する新青少年センターのイメージ図(県提供)

屋上に設けるスポーツコートのイメージ図(県提供)

 徳島県は、新ホール整備に伴い徳島市のアミコビルに移転する県青少年センターの新たな拠点を来年4月にもオープンさせる。若者に人気のeスポーツやアニメのスタジオなどを備える。現在のセンターは12月6日から休館し、それまでに県の体育施設をオンラインで予約できるようにする。

 新センターは、アミコビルの9階を中心に屋上も改修する。これまで活用する予定だった8階を7階に変更した。3フロアの面積は計約3千平方メートル。

 9階には、大型モニターやパソコンを備えたスタジオを新設し、eスポーツの大会やアニメイベントを催す。映像撮影の機材も備え、アニメ制作やプログラミングの講習を開くなど人材育成にも力を入れる。展示や発表、自習に使える会議室のほか、卓球室、音楽スタジオ、フィットネスジム、和室、友人らと交流できる共有空間「シェアリビング」を新たに設ける。

 屋上にはフットサルやバスケットボールができるコートを整備する。7階には、現在の県青少年センターに入居している県消費者情報センターと、とくしまマリッジサポートセンター(マリッサとくしま)を移し、12月上旬に先行オープンさせる。

 バレーボールやバドミントンなどに利用され、稼働率の高い体育室は、アミコビルの天井の高さなどの制限から移転できない。このため、県は蔵本公園など県施設の予約管理システムを刷新し、各施設を利用しやすくする。

 8月末までに設計を終え、改修工事に着手する。整備業務は、移転先のアミコビルの全面リニューアルと合わせて行うため、ビルを運営する市の第三セクター・徳島都市開発に随意契約(7億1325万円)で委託する方針。ビルの賃料は交渉中としている。このほか、デジタル機器や設備の導入費など1億800万円を2021年度一般会計6月補正予算案に計上した。