徳島市議会は16日の本会議で、宮内春雄議長の議事運営に反発した自民党市議団5人が提出した議長不信任決議案を反対多数で否決した。

 市議団の山本武生氏は提案理由の説明で、市の事業に関する自身の代表質問での発言に対し、担当の市幹部2人が内容の一部修正を申し出て議長が許したことに言及。市側が「GIGAスクール構想事業で(山本氏から)『全タブレットを一時回収中』との発言があったが、現在は全ての学校で使用している」などと修正したのに対し、自身には発言の機会が与えられなかったとし「理事者には発言を許し、議員の発言を封殺するという暴挙。不公平、不公正な議事運営を行った議長に対して信任はできない」と説明した。

 討論では、岡孝治氏(徳島活性会議)が「議長の本会議運営に落ち度は皆無。三文芝居に付き合わされ、時間の無駄遣いだ」などと反対意見を述べた。賛成討論はなかった。

 宮内議長と、採決で議長を務めた黒田達哉副議長を除く28人で記名投票した結果、賛成11、反対17で不信任決議案は否決された。会派別の賛否は、賛成が自民(5人)共産(5人)無所属(1人)。反対は朋友会(6人)公明(5人)徳島活性会議(2人)至誠会(2人)誠和会(2人)。