新ホール建設用地で埋蔵文化財の発掘調査する作業員=徳島市徳島町城内

 徳島県は16日の県議会総務委員会で、徳島市文化センター跡地などに整備する新ホールについて、大ホールの開館時期を2026年8月と報告した。小ホールの開館は27年3月。県は整備基本計画などで「大阪・関西万博の波及効果を視野に入れ、25年度中の開館を目指す」としてきた。建物の一部は25年度中にオープンさせるとしており、県文化・未来創造課は「計画が遅れているわけではない」としている。

 県によると、大ホール棟は23年4月に着工し、26年2月に完成する計画。小ホール棟は市中央公民館と市社会福祉センターの解体が必要で、24年2月の着工、26年9月の完成を予定している。

 完成後、音響や照明といった舞台設備を管理運営するスタッフが習熟したり、備品を搬入したりする準備期間が必要なため、それぞれのホールで公演ができるようになるのは約半年後になる。大ホール棟や受付、待合スペースなどがある棟の一部は先行して利用できるようにする。

 委員会では、新ホール整備に伴って徳島市のアミコビルに移転する県青少年センターについて、22年1月から解体を始め、23年2月末までに終えることも明らかにした。

 公募型プロポーザル方式で行う新ホールの設計業者の募集は14日で締め切り、28事業者が応募した。7月中旬に一次審査で5業者に絞り込み、9月中旬の二次審査で優先交渉権者を決める。