徳島県は16日の県議会文教厚生委員会で、新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンを接種した後に死亡した事例が全国で196人報告され、このうち県内在住者が3人いたと明らかにした。厚生労働省によると、ワクチン接種と死亡に因果関係があると判断されたケースはない。

 厚労省は医師らに対し、ワクチンを接種した患者が死亡したケースで、必要と判断した場合に報告するよう求めている。2月17日から6月4日までに196人の報告があり、厚労省厚生科学審議会が因果関係を調査。139人が「ワクチンとの因果関係が評価できない」と判断され、57人は調査中となっている。

 県内の3人について県ワクチン・入院調整課は「患者のプライバシーを守るため」とし、性別や年齢、死因、基礎疾患の有無などを公表しなかった。

 全国の196人は女性104人、男性92人。審議会が調査を終えている139人の死因(複数にまたがる場合がある)は、心筋梗塞や心不全の「心臓障害」が68件、くも膜下出血など「神経系障害」が38件などだった。