接種を受ける保育士=徳島市のアスティとくしま

 徳島県内の保育士らを対象に県が行う新型コロナウイルスワクチンの集団接種が19日、徳島市のアスティとくしまで始まった。この日に予約を入れた598人のうち、577人が接種を受けた。目立った混乱や重い副反応はなかった。余ったワクチンは、児童相談所の職員ら子どもと接する職場で働く県職員に会場で接種された。

 県医師会の医師や看護師、薬剤師らが40人態勢で実施した。会場には予診と接種のブースが各4カ所と、経過観察のスペースが設けられた。訪れた保育士たちは検温や手指を消毒した後、医師の予診に続いて、看護師による接種を受けた。接種後は経過観察のため15分間待機した。

 県によると、乳幼児は感染対策の徹底が難しいことから、保育施設の職員への接種を先行して始めた。対象となる保育士らは県内に約4400人。20日は約570人が予約しており、今後は県の希望調査を基に調整する。教職員への集団接種も計画し、夏休み中の完了を目指している。

 徳島市内の保育園で働く保育士の福原朋美さん(46)は「乳幼児はマスクをしていないので、子どもと接するときに安心できる」と話した。