徳島県議会6月定例会が開会し所信表明する飯泉知事=21日午前、県議会議場

 徳島県議会6月定例会が21日、開会した。新型コロナウイルス感染症対策を柱とした2021年度一般会計補正予算案(40億1389万円)など18議案を上程し、飯泉嘉門知事が所信表明した。知事はワクチン接種について、県内高齢者の約5割が1回目を打ち終えたと明らかにし、「ワクチン接種を戦略的に推進し、集団免疫獲得により安心して暮らせる日常を一日も早く取り戻すことができるよう全力で取り組む」と決意を述べた。

 県ワクチン・入院調整課によると、アスティとくしま(徳島市)での高齢者向け大規模集団接種では、20日時点で1万1863人が1回目の接種を受けた。市町村実施分も含め、県内の高齢者は対象の24万2908人のうち、20日時点で12万920人が1回目を接種した。接種割合は49・8%となっている。

 21日から始まった職場接種は県内で19企業・団体(20日時点)が20会場で申請しており、対象者数は約5万5千人。既に15企業・団体の16会場分が国に承認されており、残る4企業・団体の4会場分も近く認められる見通し。

 市町村への支援では、阿南市には21日から7月30日までのうちの24日間、接種を担う医師1人を、鳴門市へは7月3日から25日までのうちの4日間、医師3人、看護師6人をそれぞれ派遣する。

 このほか、議員提案の「環境影響評価手続の抜本的な見直しを求める意見書」を可決した。
 24日に本会議を再開し、代表・一般質問に入る。閉会日は7月9日。