京都・北野天満宮の境内で見つかった灯籠の飾り=21日午後

 北野天満宮(京都市上京区)は21日、太平洋戦争中に金属類回収令によって供出したとみられていた灯籠の飾り六つが、境内の建物の床下で見つかったと発表した。理由は分からないが、供出後に返却され、保管していた可能性があるという。

 天満宮によると、灯籠は青銅製で、江戸時代から境内にあったとみられる。本体は戦時中、金属類回収令により供出されたことが分かっている。4月下旬、境内を清掃していた神職が「神楽殿」と呼ばれる建物の床下で飾りを発見。大正末期―昭和初期に境内を撮影したガラス乾板写真と照合したところ、供出したはずの灯籠の一部と判明した。本体は見つかっていない。