よく知られた県内の48橋を学べるかるた

 阿南高専(阿南市)創造技術工学科建設コースの森山卓郎教授(構造工学)が、県内の橋を題材にした小中学生向けかるたを作った。遊びを通じて構造や役割を学び、橋に興味を持ってもらう。

 タイトルは「徳島の橋かるた 48橋 全県版」。橋の写真が印刷された絵札(縦7センチ、横9・5センチ)と、橋の名称が文言に入った読み札(縦9・5センチ、横7センチ)が各48枚ある。大鳴門橋や吉野川橋、阿波しらさぎ大橋、勝浦川橋のほか、可動橋の加賀須野橋やかずら橋、ドイツ橋など知名度の高い48橋を選んだ。

 絵札の裏面では完成年や全長、構造などを説明している。阿波しらさぎ大橋の札には「河川に架かる橋としては国内最大級(四国最長)」と記載。吉野川橋の読み札には「眉山との組み合わせはこれぞ徳島」、勝浦川橋は「朝夕は渋滞が多いよね」などと親しみのある表現を盛り込んだ。

 北島町の建設コンサルタント会社「エー・アンド・ビー」の協力を得て300セット製作し、併せて48橋の写真を掲載したクリアファイル(A4判)も500枚作った。いずれも希望者に無料で配っている。かるたを使った小中学校での出前授業を予定している。

 今後、県南部や県西部の橋に特化した県南版、県西版のかるた作りも考えている。森山教授は「かるたで遊んだ子どもの中から、未来の橋を造る技術者が出てきてほしい」と話した。

 問い合わせは森山教授、電話0884(23)7187。