菅義偉首相と日銀の黒田東彦総裁が23日、首相官邸で会談した。黒田氏は会談後、記者団の取材に応じ「内外の経済情勢、金融資本市場動向といったことについて説明した」と語った。首相から要望などはなかったという。会談は2月18日以来約4カ月ぶり。

 会談で黒田氏は、今月18日の金融政策決定会合で決めた新型コロナウイルス対応の企業向け資金繰り支援策の延長や、新たに導入する気候変動対応の資金供給制度について首相に報告した。政井貴子審議委員が同日の決定会合で、議案の採決を棄権したことについては話題にならなかったという。