育てたオオムラサキを放す児童=三好市山城町上名

 徳島県三好市山城町の下名小学校近くの山林で23日、児童が育てた「国蝶(こくちょう)」のオオムラサキを自然に返す放蝶会があった。

 幼虫を採取したエノキの木の近くで放した。成長を観察してきた全校児童9人が、雌と雄の大きさの違いや紫の羽について観察した結果を報告。チョウを紙に優しく包んで持ち上げ「自然の中で大きく育ってね」「元気に暮らしてね」などと声を掛けながら17匹を放した。5年男児(10)は「育てたから放すのは寂しかったけど、自然に戻ってうれしい」と話した。

 同校ではオオムラサキの飼育を通した環境学習に取り組んでいる。今回放したオオムラサキは昨年12月に幼虫を採取し、観察を続けてきた。