徳島新聞は昨年に引き続き、今夏も「戦時下の暮らし・記憶のかけらを集めて」と題して、戦時中の暮らしに関するエピソードを募集します。NHKや全国の地方新聞、ウェブメディア計12社によるキャンペーン「#あちこちのすずさん」との連携企画です。

 戦前から終戦直後の広島を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」(2016年)は、すずさんを主人公に、当時の市井の人々の暮らしを丁寧に描いています。すずさんが送ったような戦時下の暮らしの記憶は、当時を生きた多くの徳島の人にもあるはず。そういう思いで昨年、投稿を募ったところ、80人以上がエピソードを寄せてくれました。落穂拾いで集めた米で作ったおにぎりのおいしさ、終戦後に「ただいま」と玄関に立った知らないおじさんが父だと知った驚き、家族が空襲の犠牲になった悲しみ。戦時下という非日常の中で続く日常が、つづられていました。おじいちゃんやひおばあちゃんらに話を聞いた中学生や高校生からの投稿もありました。

➩ 昨年8月の特集「戦時下の暮らし 記憶のかけらを集めて」

 まだまだ「記憶のかけら」はいろんなところに眠っているはずです。今年も、記憶をつづった文を送ってください。戦争を直接知らなくても、知る人に聞いて書いた話も受け付けます。イラストや写真(後日返却)の場合は中身に関するコメントも添えてください。戦争体験者に話を聞く機会がない子どもたちは、県内の戦跡を訪れる、過去の徳島新聞の戦争連載を読むなどして書いた感想文やイラストを寄せてください。

 投稿は随時、徳島新聞電子版に掲載するほか、一部は朝刊や「阿波っ子タイムズ」でも紹介する予定です。投稿は秋まで募りますが、8月の特集紙面に向けて1回目の締め切りは7月28日(消印有効)とします。

 応募は投稿者の氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号かメールアドレス)を明記の上、〒770―8572(住所不要)徳島新聞社デジタル報道部「戦時下の暮らし」係か、<newsroom@topics.or.jp>にお送りください。問い合わせはデジタル報道部<電088(655)7276>。