旧馬場小を改修して整備した宿泊室=三好市池田町白地

 三好市への移住促進などに取り組む一般社団法人「三好みらい創造推進協議会」(同市)が、市から無償で借り受けた旧馬場小学校(同市池田町白地)を改修し、企業研修や学生の合宿などに活用できる施設を開設した。宿泊設備を備え、旅先で余暇を楽しみながらテレワークする「ワーケーション」の誘致も図る。

 2013年に廃校となった同校の校舎(鉄筋コンクリート2階建て、延べ1166平方メートル)を昨年12月~今年4月に改修。「ウマバ・スクールコテージ」と名付け、研修室や会議室のほか、サテライトオフィスなどとして月単位で利用できる部屋を設けた。カーテンの仕切りを設けたベッドが並ぶ宿泊室(2部屋)やシャワー室もあり、最大38人が泊まれる。

 キッチンや体育館、標高約400メートルの眺望を楽しみながらバーベキューができるデッキテラスも備える。全館でWi―Fi(ワイファイ)を完備する。

 施設利用料(7~9月以外)は、15人までは学生が1組1泊7万5千円、社会人は9万円。16人以上は人数に合わせた追加料がある。新型コロナウイルス対策のため1組ごとの利用とし、スタッフと接触しないチェックインを導入した。

 市が進める「生涯活躍のまち構想」の一環。改修費3千万円のうち、国と市が計1500万円を補助した。若者らに市内で滞在してもらって住民や地元企業との交流を促し、地域に関わる「関係人口」の増加につなげる狙い。

 協議会の丸浦世造代表理事は「ポストコロナを見据え、人材の呼び込みを図りたい。地域の課題解決や活性化につながれば」と話している。予約・問い合わせは同施設、メールcontact@umaba-sc.com。