徳島駅前のポッポ街商店街で県内4大学の学生が運営を担うカフェ「むすびcafe」に7月、昭和時代の味をテーマにした給食メニューがお目見えする。学生らは「懐かしの味をぜひ食べに来てほしい」と来店を呼び掛けている。

第1弾で登場予定の昭和の給食(写真は試作品のため変更あり)=提供写真

 メニューは揚げパンとクジラの竜田揚げをメインに、容器はアルマイト食器、牛乳は瓶と細部にまでこだわるつもりだ。7月3日から毎週土曜日午前11時~午後6時、1日10~20食ほど限定で提供することにしている。5百円。提供期間は未定。第2弾としてインターネット検索サイト「グーグル」の投票機能を使った「人気の給食」、第3弾は県産食材を使った「ご当地給食」の提供を検討している。

むすびcafe給食チームの藤原楽(がく)さんと奥野眞七聖(まなと)さん=徳島市のむすびcafe内

 給食メニューを主に考えているのは、いずれも徳島大生物資源産業学部2年で食料科学コースを専攻する藤原楽(がく)さん(19)と、奥野眞七聖(まなと)さん(19)。2人は、昨冬に開かれた「とくしま学生ビジネスプラン道場」に参加した際に考えた「給食が食べられる店Q(uest)食」というプランを、大学の授業で提案したところ教授から高い評価を得た。この教授からの勧めもあってcafeの運営に加わった。

 2人はカフェで給食チームをつくり、インスタグラムの公式アカウント「給食team in むすびcafe」で試作品を投稿中。給食センターが公開する献立を再現したメニューなどを確認できる。

 藤原さんは「昭和時代の給食をもう一度味わいたい中高年の人だけでなく、若い人にもぜひ食べてもらいたい。将来的には廃校を利用して教室内で実際に給食を出せるようなイベントを企画したい」と話していた。