静岡県富士宮市を走る聖火ランナーの山本篤さん=25日夜

 東京五輪の聖火リレーは25日午後も静岡県で続き、東京パラリンピック代表に内定している陸上男子走り幅跳びの山本篤さん(39)=掛川市出身=が、富士山の構成資産として世界文化遺産に登録された富士山本宮浅間大社(富士宮市)で最終走者を務めた。静岡県内の全日程が終了し、26日からは山梨県に舞台を移す。

 山本さんは高2の時に交通事故に遭い、左足を切断。競技用義足と出会い、陸上を始めた。

 観客が見守る中、時折トーチの炎に目をやりながら、笑顔で境内を駆け抜けた。ゴール後に出席したイベントで「五輪本番が近づいてきて、最終的に盛り上がったらいいなと思います」と語った。