高井美穂氏

 任期満了に伴う三好市長選は、7月4日の告示まで1週間となった。立候補を表明しているのは、前徳島県議で新人の高井美穂氏(49)=無所属、同市三野町太刀野山=のみ。他に表立った動きはなく、2006年の市発足以来、初の無投票となる公算が大きい。

 高井氏は5月上旬に出馬の意向を示し、6月25日に県議を辞職して記者会見し「政治経験を生かし、市の役に立ちたいと決意した」と正式表明した。政策として▽新型コロナウイルス対策▽過疎化に対応する社会インフラの充実▽池田町中心部のまちづくり推進―などを挙げている。

 集会は行わず、市内全域で支援者や事業者らにあいさつ回りを重ねている。

 旧民主党出身の高井氏だが「市民党」を掲げ、政党や団体の推薦は受けない。6日に池田町サラダの後援会事務所であった事務所開きには、現職の黒川征一市長や山口俊一衆院議員の代理らが出席した。市議21人中、現市長の反対派を含む15人が支持する見込み。

 高井氏は早稲田大卒。衆院議員を3期務め、文部科学大臣政務官、文部科学副大臣などを歴任。15年4月の県議選で初当選し2期目途中だった。

 同時に行われる市議補選(欠員1)は、元職の美浪盛晴(68、井川町、共産党阿北地区常任委員)、いずれも新人の鳴石晃(68、三野町、林業)、徳川一広(40、東祖谷、会社員)の3氏が準備を進めている。

 両選挙とも6月28日に届け出書類の事前審査が市役所である。立候補の届け出は、7月4日午前8時半~午後5時に市役所で受け付ける。投開票は11日。6月1日時点の有権者数は2万1889人(男1万214人、女1万1675人)。