ドイツ兵への鎮魂の祈りを込めて歌声を響かせる徳島少年少女合唱団員=徳島市沖浜東2のふれあい健康館

 第1次世界大戦で日本軍の捕虜となって徳島で亡くなったドイツ兵を弔う鎮魂祭(徳島日独協会、徳島少年少女合唱団主催)が27日、徳島市沖浜東2のふれあい健康館で行われた。

 協会員や合唱団員ら約30人が参加。同市加茂名町庄山の西部公園にあるドイツ兵の墓の映像をスクリーンに映し、合唱団の上田収穂代表(91)のアコーディオン演奏などに乗せてベートーベンの第九「歓喜の歌」やドイツ民謡「真の友情」など9曲で美しいハーモニーを響かせた。

 坂井桜子団長(15)=徳島文理高校1年=は「故郷ドイツから遠く離れた徳島で亡くなった兵士の悲しみを癒やせるように、心を込めて歌った」と話した。

 鎮魂祭は今回が25回目。例年は西部公園で開いているが、この日は台風5号の影響を考慮し会場を移した。墓には中国の青島で捕らえられ、徳島市の病院でともに22歳で病死した海軍砲兵と水兵の2人が眠っている。

 

 【動画】徳島少年少女合唱団が美しいハーモニー→https://youtu.be/zkUbNM_3kKc