藤井聡太王位(手前右)の先手で始まった「お~いお茶杯第62期王位戦」7番勝負第1局。左は豊島将之竜王=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)

 将棋の藤井聡太王位(18)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦する「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第1局が29日午前9時、名古屋市の名古屋能楽堂で始まった。

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 叡王戦5番勝負では藤井が豊島への挑戦を決めており、最長で12局指す長い戦いの幕開けとなる。

 藤井は昨年の王位戦で史上最年少(18歳1カ月)での二冠を達成。現在進行中の棋聖戦は2連勝で初防衛に王手をかけている。

 豊島は藤井に公式戦で6勝1敗と大きく勝ち越しており、59期以来の王位返り咲きを狙う。

 振り駒で藤井が先手番となり、定刻、立会人の青野照市九段(68)の合図で初手を「2六歩」と指した。その後、互いに飛車先の歩を進めて相掛かりの戦型に。青野九段は「いろいろやってみたいと話していた藤井王位の気持ちが感じられる立ち上がりだ」と話す。

 対局は2日制で、持ち時間各8時間。初日は午後6時で指し掛け、手番が封じる。2日目の30日は午前9時に再開し、同日夜には決着する見通し。対局の盤面を徳島新聞電子版で速報している。

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6月22日掲載 藤井聡太二冠 豊島将之二冠が語る抱負