創立総会で役員人事などを決めた発起人ら=徳島市万代町5のAND

 徳島県内のウェブ制作会社社長らが、業界団体「協同組合徳島ウェブアソシエーション(TWA)」を立ち上げる。中小事業者が業界団体としてまとまり、共同での受注や組合員への仲介を行うことで各事業者の収益向上につなげるのが狙い。勉強会や情報共有を通して県内の業界全体の底上げを図るほか、顧客からの相談も受け付ける。7月中旬の設立を目指す。

 発起人はAND(徳島市)の小川裕司代表取締役社長、データプロ(三好市)の影本陽一代表取締役、コバヤシ(松茂町)の小林伸生代表取締役社長ら7人。6月28日に創立総会を開き、理事長に小川氏、専務理事に影本氏が就いた。県に設立認可を申請し、承認されれば組合が設立される。

 発起人によると、県内のウェブ制作関連事業者は中小や個人が大半で、技術力を持っていても、規模や知名度などで県外大手に太刀打ちできない。大きな案件の多くは大手に発注されているという。業界団体をつくることで信用を高め、県内事業者への受注を増やす。

 このほか、ウェブデザイナーやフォトグラファー、イラストレーターといったウェブ関連のクリエーターに学びの場を提供する。経営や関連技術、業界の動向などに関する研修会を定期的に開く。個人で起業して間もないと、相場感が分からず業務に見合った収入が得られにくいケースがあるため、支援する。

 新型コロナウイルス禍で、ウェブ関連の仕事が増え、若者にも人気の職業となっている。小川理事長は「気軽に相談窓口として組合を使ってほしい。みんなで力を合わせて徳島の業界を盛り上げたい」と話している。問い合わせは小川理事長〈ogawa@and-support.com〉。