県内JAの合併期日を示したJA徳島中央会の中西会長=徳島市の県JA会館別館

 JA徳島中央会の中西庄次郎会長は30日、徳島市の県JA会館別館で開かれた中央会と徳島信連、徳島厚生連の通常総会で、2018年11月に掲げた県内JAを一つに合併する方針について、24年4月1日の実現を目指す考えを明らかにした。10月に組織体制などを話し合う合併協議会を発足させたい意向で、現在の13JAに対し、9月末までに協議会への参加の可否を検討するよう要請した。

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 中西氏はあいさつで「各JAでここ数年、支店の統廃合など事業管理費の削減に取り組んでいるが、全体の事業収益の衰退傾向に歯止めがかからない状況」と強調。その上で「費用の削減には限界がある。将来を見据え、JAの進むべき道を考えた場合、組織の再編は避けて通れない」と合併の必要性を強調し、目標とする期日を示した。

 県内を「1JA」とする構想は、以前から中央会内にあり、中西氏も15年6月の会長就任後に推進。16年5月から検討を始めたものの、一部のJAが相次いで不参加を決めるなどして頓挫した。しかし各JAの経営環境は厳しさを増し、中央会は18年11月、再び「1JA」を目指す方針を示した。まず各JAの経営改善が必要として取り組みを促してきたが、合併に向けた具体的な協議は進んでいない。