徳島県は30日、東京パラリンピックに合わせて県内で事前キャンプをする予定だったジョージアの5競技のうち、射撃とパワーリフティングについて中止の申し出があったと発表した。キャンプを行うジョージアのチームは、柔道と陸上(いずれも出場未確定)、車いすフェンシングの3競技となった。このほか東京五輪で来県予定だったネパールのアーチェリーは出場権を獲得できず、事前キャンプも中止となった。

 県によると、ジョージアパラリンピック委員会から射撃とパワーリフティングについて、開幕直前まで国内で過ごし選手村に直接入るとの連絡があった。射撃は日本国内での銃の持ち運びに関する手続きが煩雑なため、徳島入りを断念したという。パワーリフティングに関して説明がなく、県スポーツ振興課は「新型コロナウイルスの影響かどうかも含め、中止の理由は不明」としている。

 射撃は徳島市、パワーリフティングは鳴門市でいずれも8月10~20日にキャンプを予定していた。

 事前キャンプを巡っては、これまでに東京五輪のドイツ・柔道とカンボジア・水泳の両チームが、新型コロナの影響で来県を取りやめた。県内で五輪とパラリンピックに合わせて事前キャンプをするのは、ドイツ、ネパール、ジョージアの3カ国の7競技となった。