次期衆院選徳島1区に出馬の意向を示している旧民主系の元職仁木博文氏が30日、立憲民主党への公認申請を見送った。党側から6月末までに最終的な意思を示すよう求められていたのを受け、同日、庄野昌彦県連代表と面会して推薦依頼にとどめる意向を伝えた。立民は1区に公認候補を立てず、仁木氏の推薦依頼について協議する。

 党側はこれまで2度にわたり公認候補としての立候補を打診したが、仁木氏は固辞。無所属を基本にしながら他の候補予定者の動向を見た上で公認申請を検討する考えを示していた。一方、衆院選が近づく中、県連は態勢を固める必要があるとして25日の常任幹事会で意思を確認することを決め、党本部が仁木氏に伝えていた。

 仁木氏は「まだ戦う相手が決まっておらず、公認申請の最終的な判断は難しいところもある。どのような形でも支援をお願いし、野党統一候補という構図での出馬を目指したい」と述べた。

 県連は近く臨時の幹事会を開き、推薦依頼について対応を決める。庄野代表は「県連としては1区で公認候補を擁立できないのは残念。2区に全力を注ぎたい」と話している。