阿波和三盆糖を使った菓子を作る四国大生ら=石井町石井の「岡萬本舗」

 四国大短期大学部の学生4人が、石井町石井の老舗菓子店「岡萬本舗」と共同で、阿波和三盆糖を使った新しい菓子を作った。阿波和三盆糖の魅力や認知度を上げるのが狙いで、2~4日に藍住町のゆめタウン徳島で販売する。

 4人は人間健康科食物栄養専攻2年の佐々木莉奈さん、山下楓奈さん、三原萌花さん、辺見春佳さん=いずれも(19)。菓子店が栽培するサトウキビから製造した阿波和三盆糖を使い、ブッセ、クッキー、シフォンサンド、和菓子の浮島(うきしま)を考案した。

 ブッセは貝殻に見立てた生地に真珠を表現した白玉を挟んだ。クッキーは和三盆、イチゴ、抹茶、ユズの4種類。シフォンサンドは阿波晩茶と阿波和三盆糖で作ったわらび餅をシフォンケーキで挟んで生クリームを添えた。浮島はなると金時と合わせて作った生地を蒸した。

 昨年9月、菓子店が学部に、自社栽培のサトウキビで作った阿波和三盆糖の成分分析を依頼したのをきっかけに、新商品づくりの話が持ち上がった。学生は10月ごろから材料の提供を受け、放課後などにレシピを考えた。

 学生4人は6月19、20両日に工場を訪ね、発売に向けて同社の岡田健次社長(74)らと準備をした。4人は「試行錯誤したレシピが商品になってうれしい。多くの人に味わってほしい」。岡田社長は「学生はアイデアが面白く、熱心に取り組んでくれた。見た目も味も工夫されているので、ぜひ楽しんで」と話している。

 販売は午前9時半から。1日当たり30~150個用意し、売り切れ次第終了する。好評であれば継続しての販売も検討する。問い合わせは岡萬本舗、電話088(674)7828。