解体される鷲敷体育館=那賀町和食郷

 那賀町は、耐震基準を満たしていない同町和食郷の鷲敷体育館を取り壊し、現在利用されていない鷲敷グラウンドに新しい体育館を建設する。8月から解体を始め、新体育館は2022年7月の着工、23年度中の完成を目指す。

 鷲敷体育館は鉄筋2階建て延べ約1600平方メートルで1974年3月に完成した。耐震基準を満たしていないほか、雨漏りが生じるなど老朽化が進んでいる。解体工事は年度内に終え、跡地は隣接する町役場鷲敷庁舎の利用者用駐車場にする。

 新体育館「町総合体育館(仮称)」は鉄筋一部鉄骨2階建て延べ約4300平方メートル。メインアリーナ(約1400平方メートル)とサブアリーナ(約400平方メートル)を整備し、空調を備える。車いす利用者用エレベーターを設け、災害時は避難所として活用する。

 トレーニングルーム、図書館、会議室なども併設。アリーナ内の壁や図書館の床などの内装にはスギやヒノキといった町産木材を使用する。

 開会中の町議会6月会議に解体費など関連費用約9400万円を盛り込んだ21年度一般会計補正予算案を提出した。新体育館の整備事業費は22年度当初予算に計上する予定。