徳島県議会議員に支給されている政務活動費の2020年度収支報告書が1日、県条例に基づき公開された。38人分の総額8920万円が各会派に交付され、このうち5250万円が支出された。執行率は前年度比7・3ポイント増の58・9%。返還されたのは3669万円で、前年度から409万円減った。

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 政務活動費は1人当たり毎月20万円(年間240万円)で、年4回に分けて会派ごとに交付する。20年5月に辞職した中山俊雄氏(自民)には2カ月分、残る37人には12カ月分が交付された。一部は会派の活動費に回るため、個人分は会派によって年間90万~204万円と差がある。支出総額は会派分が2197万円、個人分が3052万円となっている。

 支出の内訳は広聴広報費が全体の73・6%で3943万円と最も多く、事務費413万円(7・7%)、資料購入費321万円(6・0%)が続いた。

 会派別の執行率は自民(25人)が63・4%、新風とくしま(4人)が48・0%、新しい県政を創る会(4人)が63・5%、共産(2人)が10・2%、公明(2人)が47・3%、護民官(1人)が93・4%だった。

 個人分を全額使い切ったのは3人で、前年度から4人減った。自民の6氏は個人分の支出がなかった。政務活動費の返還額は▽15年度3267万円▽16年度3380万円▽17年度3139万円▽18年度3415万円▽19年度4079万円―となっている。

 収支報告書や領収書などは県議会図書室で平日午前9時~正午、午後1時~4時半に閲覧できる。10月ごろをめどに県議会ホームページでも公開する。