神戸ー鳥栖、前半43分、先制ゴールを決める神戸・中坂(左)=ノエスタ

 Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第4節(3日・NACK5スタジアム大宮ほか=6試合)A組の仙台は大宮を2―1で下し、3連勝で勝ち点を9に伸ばして首位に浮上した。FC東京は札幌に1―0で勝ち、柏に2―1で逆転勝ちした磐田とともに同6とした。FC東京の15歳、久保が途中出場しJ1の試合に初めて出た。
 B組の神戸は、徳島市出身の中坂のゴールで鳥栖に1―0で競り勝ち、3戦全勝の勝ち点9で首位を守った。C大阪は広島を1―0で退け、同8で2位。横浜Mは甲府に勝ち、同6で3位に上がった。

B組 神戸ー鳥栖
 【評】神戸が逃げ切った。前半43分、ウエスクレイのドリブルシュートは相手GKにはじかれたが、中坂が詰めて先制ゴール。守ってはGK金承奎や伊野波らを軸に無失点。鳥栖は攻撃に厚みを欠き、終盤の好機も趙東建が決め切れなかった。


19歳コンビが活躍

 下部組織で育った19歳コンビが神戸に白星を呼び込んだ。攻撃センスが光る中坂が先制点を決めれば、U―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)日本代表入りした右サイドバックの藤谷は公式戦5試合ぶりの無失点に貢献。4月のリーグ戦で屈した鳥栖に雪辱した。
 前半43分、味方のシュートをGK権田がはじいた。守備選手ともつれながら突進して押し込んだ中坂は「気迫のゴールということにしておいてください」。今季公式戦で5点目とデビュー年だった昨年の数字を早くも上回った。「結果にこだわる気持ちは去年より強い」と声に力を込めた。
 金髪を輝かせながら何度もサイドを上下した藤谷は、相手が試合中にシステムを変更してきても冷静さを失わず「ミーティング通りに対応できた」とうなずいた。若い力でカップ戦は無傷の3連勝とした。