「光漁丸」で提供する「生しらす丼」

 徳島県松茂町広島の交流拠点施設「Matsushigate(マツシゲート)」に、同町長原の漁師一家が営むシラス丼の店「光漁丸」がオープンした。当日朝に水揚げした生シラスも味わえる。シラスとノリが特産の漁師町・長原の海産物を専門に提供する地元の店は初めてという。

 「生しらす丼」(千円)は、朝一番の網に掛かったシラスを使用。網を仕掛けてから短時間で引き揚げ、氷水で洗い、できるだけ傷まないようにしている。漁を休む日曜と荒天時は提供しない。

 「釜揚げしらす丼」(800円)、タコやイカが交じった「モンスターちりめん丼」(800円)などもある。月2回のマツシゲートマルシェでは、1200円で5秒間シラスを乗せ放題にできる。

 シラスを捕っているのは3代続く漁師の内海貴文さん(43)。3隻の船団で徳島空港の4~5キロ沖に出漁し、シラスのほかにイカナゴ、サヨリなどを水揚げしている。これまでシラスの大半は、淡路の業者にチリメンや釜揚げに加工してもらい、東京や大阪に出荷していた。マツシゲートの開業を前に町から出店を頼まれ快諾した。

 調理は妻由貴さん(44)や長女美空さん(23)らが担当している。荒天時を除き、昼は午前11時から午後2時、夜は午後5時から10時まで。予約の場合は由貴さん、電話090(1001)0715。