気温が上がる中、水遊びができる公園を訪れた親子連れ=松茂町の月見ケ丘海浜公園

 5日の県内は、暖かく湿った空気の影響などで気温が上がった。徳島地方気象台によると、海陽町で最高気温が35度を超え、今年初の猛暑日となった。気象庁と環境省は午前5時、熱中症への注意を促す「熱中症警戒アラート」を、県内を対象に初めて発表した。

 気象台によると、午後2時15分に海陽町で35・3度を観測。全8観測地点のうち、阿南市蒲生田(29・8度)を除く7地点で30度を上回る真夏日となった。

 徳島新聞の午後6時時点のまとめでは、徳島市など8市町で10~80代の男女9人が熱中症かその疑いで搬送された。軽症か中等症とみられる。

 熱中症警戒アラートは、予想最高気温がおおむね35度以上になる場合に発表していた「高温注意情報」に代わる新たな指標。気温や湿度などから算出した「暑さ指数」が、熱中症重症者らが増える危険性の高い値(33以上)になると予測した場合に発表する。4月から全国で運用している。

 6日の県内は湿った空気の影響で雲の多い天気になるものの、気温は高くなる見通し。