サッカーJ2徳島ヴォルティスは2日、福岡市のレベルファイブスタジアムでアビスパ福岡と対戦し、0-1で6試合ぶりの黒星を喫した。後半13分、福岡のFWドゥドゥにゴールを許した。通算成績は6勝4分け7敗で勝ち点22のまま。
気温29度の暑さの中、キックオフ。前節から2人を入れ替えて臨んだ徳島は、前半、右の島屋八徳や左の杉本竜士の両サイドが相手陣内深くまで攻め入ったが、福岡の堅い守りを崩せず、シュートまでなかなか持ち込めなかった。中盤でボールを奪われ、ゴールに迫られる場面もあったが、石井秀典を中心としたDF陣の踏ん張りや相手がシュート精度を欠いたこともあって無失点で後半へ。
後半序盤は両チームがゴール前に迫る展開となった。徳島は8分に前川大河がシュートを放ったが相手GKの好守に阻まれた。13分、自陣で大本祐槻が福岡のFWドゥドゥに倒されたように見えたがプレーは続行、そのまま持ち込まれてミドルシュートで先制を許した。
徳島は、直後に杉本竜士に代えて、4月の岐阜戦以来、8試合ぶりに出場の杉本太郎を投入して反撃に出た。19分にCKから島屋がつなぎ、ゴール左前にいた大﨑玲央が右足で狙ったが、ゴールライン上でクリアされた。その後も、山﨑凌吾や島屋がDFラインの裏を狙ったが、シュートまでは至らなかった。終了間際に、ペナルティエリアの右深くに抜け出した山﨑の折り返しに、杉本太郎が走り込んでシュートを放ったがクロスバーにはじかれ、追いつくことはできなかった。
徳島の次節は10日、ホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムで町田ゼルビアと対戦する。
◇明治安田J2第17節 レベルファイブスタジアム 観衆8598人
徳島 0-1 福岡
0-0
0-1
【得点者】福岡=ドゥドゥ(後半13分)