阿南市役所

 徳島県阿南市は7日、認定こども園「宝田こどもセンター」で前日の給食に提供したオムレツに、コの字形のホチキス針(縦5ミリ、横10ミリ)が混入していたと発表した。健康被害は確認されていない。

 市によると、6日午前11時45分ごろ、2歳児のクラスで担任が食べたオムレツの中にホチキス針が入っているのを見つけた。クラスの10人と1歳、5歳児クラスは既に食べ終えていた。3~4歳児クラスの25人は食べ終わっていなかったため、全品の安全を確認した上で提供した。

 給食はセンター内の調理室で作っている。牛乳パックをホチキスで留めて作った調理容器に、食材を入れて蒸す過程で混入したとみられる。使用済みの牛乳パック容器を全て調べたが、ホチキスの針が抜けた跡は見つからなかった。

 センターは同日に通園していた1~5歳児計60人の保護者に謝罪した。

 市では昨年2月と5月にも、羽ノ浦町の保育所の給食に異物が混入。今年6月下旬には市立保育所などの調理員を対象にした衛生管理研修を実施し、異物混入防止について指導したばかりだった。市こども課は「極めて遺憾。今後は異物混入につながる物を使わないよう指導を徹底し、再発防止に努める」としている。