徳島市は8日、8月に主催する阿波踊りの事業計画を発表した。6月に示した計画案で前夜祭と「選抜阿波おどり」の計5日間(11~15日)としていた日程は、新型コロナウイルスの感染状況や出演連の負担を考慮して12~14日の3日間に短縮。15日に無観客の「グランドフィナーレ」を同市のワークスタッフ陸上競技場で行う。選抜阿波おどりは無料公演にして13、14両日に開き、県内の高校・大学の学生連が参加する。有名連のみ出演する有料の前夜祭と、選抜の観覧チケットは今月15日から発券する。

 市が示した事業計画は〈表〉の通り。前夜祭と選抜阿波おどりは、あわぎんホールで開催。前夜祭は8月11日から12日に変更して3回公演する。県阿波踊り協会、阿波おどり振興協会の所属連のみが出演する。

 選抜は12~15日から13、14両日に短縮し、1日3回公演。両協会所属連のほか四国大、徳島文理大、城西高、徳島商業高の学生連4連が参加する。市は各日の出演連について「チケットの発券を始めるまでには示したい」としている。

 15日のフィナーレは夕方の開催を想定。近く参加連の募集を始め、応募状況に応じて公演内容を固める。会場の模様はケーブルテレビなどでライブ配信する。

 観覧チケットは前夜祭、選抜とも必要で、コンビニ「セブン―イレブン」各店と、インターネットの「チケットぴあ」で7月15日から発券する。選抜のチケット代は無料だが、発券手数料が必要。市は観客を県民に限定しているものの、購入時に身分証を提示してもらうといった対応はせず、画面上などで購入者に理解を求める形を取る。

 市が6月29日の「阿波おどりネットワーク会議」で示した計画案について、委員から日程や料金の見直しを求める声が出ていた。これを受け、市は県阿波踊り協会、阿波おどり振興協会と協議。新型コロナウイルスの感染状況などを考慮して、選抜阿波おどりを4日間から2日間に短縮することにした。一方、一般・企業連が参加できる機会として、フィナーレの開催を決めた。

 内藤佐和子市長が8日、市役所で臨時会見し、変更点などを説明。徳島商業高と四国大の学生もオンラインで参加した。