J2は全日程の3分の1に当たる14試合を終え、9位の徳島ヴォルティスと首位チームとの勝ち点差は今季最大の6に開いている。ここ3試合は優勢に立ちながらも白星に恵まれず、試練を迎えている。

 徳島はスタートダッシュに成功し、3月末の第5節終了時点の勝ち点は12で、首位チームとは1差だった。第9節終了時点も1差に肉薄。5月3日の第11節を終えた時点では徳島の勝ち点20に対し、首位の横浜FCは23と3点差にとどまっていた。

 しかし、徳島は順位が下のチームに手を焼き、7日に行われた第12節の岡山戦で逆転負け。その後、ホームの岐阜、金沢戦で連続で引き分け、上積みした勝ち点は2点どまり。通算成績は6勝4分け4敗の勝ち点22。一方、横浜FCは28まで勝ち点を伸ばし、じりじりと引き離され始めている。

 ロドリゲス監督は「特にここ2、3試合は内容的にも勝たなくてはいけない試合だった」と話し、物足りなさをにじませた。半面、DF広瀬の故障離脱やDF馬渡の出場停止処分でベストの布陣が組めない中、代わりに出場した選手が活躍した点を挙げ、「選手が替わっても良いパフォーマンスができたことは今後リーグ戦を戦う上で大変重要」と手応えも口にした。

 徳島の勝ち点を単純に3倍すると66。昨季プレーオフ圏内に滑り込んだ6位岡山の勝ち点は65だった。悲願達成へぎりぎりの戦いが続く。