276点の応募があった第48回県高校総合体育大会写真コンクール(県高校体育連盟、県高校文化連盟主催、徳島新聞社後援)で、最優秀賞に選ばれた城東高3年高田りのさん(17)に作品に込めた思いを聞いた。

最優秀賞を受賞した高田りのさん=城東高校

  高田さんの作品「絆」は、女子サッカー競技で城東がPK戦の末に敗れた際の一枚。泣き崩れる選手にチームメートが手を伸ばしたり、うつむく選手を抱き寄せたりと互いに励まし合う姿を収めた。

最優秀賞を受賞した高田さんの「絆」

 高田さんは小学校のころから母親のスマートフォンで写真を撮るのが好きで、高校入学を機に写真部に入部。顧問の先生から構図やシャッター速度の調整などの指導を受けながら力を付けていったという。

 普段は風景を撮ることが多く、スポーツシーンには少し不安があったと言う高田さん。「試合に負けて励まし合うチームの絆に心を打たれた。自分も悔しさが残る中、選手の気持ちを伝えようと冷静に構図を判断してシャッターを押した」

 今後の目標は写真の技術を高めるとともに、小さな魅力にも気付けるように感性を磨くこと。「受賞は顧問の先生や仲間たち、そして女子サッカー部のおかげであり、感謝の気持ちでいっぱい。大学に進学したらインスタグラムなどのSNS(会員制交流サイト)で写真の良さを発信してみたい」と目を輝かせた。