村尾茉優

 7月18~30日にトルコで開かれる聴覚障害者のスポーツ大会「デフリンピック」の陸上女子ハンマー投げ日本代表に、四国大4年の村尾茉優(まゆ)選手(21)=阿波市=が選ばれた。同大会には初出場となる。
 
 今月19日の中四国インカレ(高松市)で、日本選手権の参加標準記録B(54・50メートル)を上回る54・61メートルを記録し優勝。デフリンピックでも表彰台が狙える実力があると評価された。
 
 県立聾学校(現徳島聴覚支援学校)中等部で投てきを始め、中学3年時にはハンマー投げで41・20メートルの女子日本中学記録を樹立。2012年の全国高校総体では砲丸投げで特別支援学校生としては初の入賞(5位)を果たした。15年12月に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負ったが、リハビリを経て復帰した。
 
 村尾選手は「世界で自分がどれくらいの実力があるか分かるので楽しみ。周囲への感謝の思いを胸に重圧をはねのけ、活躍したい」と話した。