記者会見を行う飯泉知事

 徳島県は17日、10歳未満~40代の男女13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち7人はクラスター(感染者集団)が発生した海部高校の生徒。県内で10人以上が感染したのは5月16日以来61日ぶり。直近1週間(10~16日)の感染者数は31人となり、52日ぶりに30人を超えた。若年層を中心に感染再拡大の兆しが出始めている。県内の感染者数は累計1692人となった。

 陽性となった海部高の生徒7人のうち、6人は既に感染が判明している生徒と同じ競技の部活動に所属している。6人は14日にPCR検査を受けて陰性となったが、その後発熱などの症状が出て16日に再び検査を受けた。クラスターの規模は13人となった。

 海部高以外の感染者は、徳島市の20代の大学生男女が県外感染者の接触者。同市の10歳未満の女児と石井町の40代無職女性は家族から、徳島市の10代男子大学生は友人の10代女子専門学生から感染した。鳴門市の40代アルバイト女性の感染経路は調査中。感染者のうち11人が軽症、2人は無症状。

 県はこのほか、高齢者を対象に15日まで徳島市のアスティとくしまで行ったワクチン大規模集団接種で、2万7387回(1、2回目含む)の接種を行ったと報告した。2回目をキャンセルしたり、別の会場で接種したりした人もいるため接種人数は集計中という。