四国霊場6番札所・安楽寺(上板町引野)は21日から、境内の温泉水で墨をすって書いた御朱印の提供を始める。四国霊場の中でも珍しい温泉がある宿坊を多くの人に知ってもらおうと企画した。御朱印は2千枚限定で、祈祷(きとう)した入浴剤も授与する。

 

 御朱印は薄い緑色の台紙(縦15センチ、横20センチ)を使っており、薬師如来のシルエットに切り抜いた浴場の写真がプリントされている。1番札所から順に参拝すると、最初の薬師如来を本尊とする寺になることから「一(はじめ)薬師」と記し、寺をイメージした印などを押した。

 入浴剤は1包25グラム入り。安楽寺の温泉の成分を基に作られており、薬師如来の縁日に祈祷している。

 御朱印と入浴剤のセットで600円。入浴剤のみは1包200円。畠田裕峰副住職(43)は「幅広い世代の人に参拝してもらい、寺や宿坊について知ってもらうきっかけになれば」と話した。問い合わせは安楽寺、電話088(694)2046。