徳島県は20日、新型コロナウイルス感染が確認された10~50代の男女6人について詳細を発表した。このうち海陽町と高知県の10代男性3人はクラスター(感染者集団)が発生した海部高校(海陽町)の生徒で、関連するクラスターの規模は20人となった。
海部高の生徒3人は、既に感染が判明している生徒と同じ部活動に所属していたり寮生活を送っていたりした。14日にPCR検査を受けて陰性となったものの、発熱やせき、鼻水などの症状が出たため、19日に再検査した。
海部高以外では、つるぎ町の50代男性会社員が39・5度の発熱や腹痛があり、19日に検査を受けて感染が判明。その接触者で同じ職場の50代男性会社役員、濃厚接触者で同居家族の40代女性会社員(いずれもつるぎ町)も陽性となった。6人は軽症という。