幻想的な風景を楽しむ来場者=海陽町大里の大里八幡神社

 東京五輪・パラリンピックに向けて希望と平和を発信しようと、徳島県海陽町大里の大里八幡神社で22日、竹灯籠を用いたライトアップイベント「みんなの想火(そうか)」が行われた。来場者は、淡い光に包まれた幻想的な風景を楽しんだ。

 「たけの花」の名称で芸術活動を行う桧垣健さん(43)、フローレンスさん(36)夫妻=同町吉野=が灯籠250点を制作。夫妻の呼び掛けに賛同した海部高校や宍喰中学校などの生徒らの作品150点とともに、「輪」をテーマに灯籠を円状に配置した。

 午後7時過ぎ、同町出身のモーションアクター杉口秀樹さん(41)=東京都新宿区在住=の演舞に合わせて点灯されると、会場からは大きな拍手が起こった。

 何度か竹灯籠を見ているという近くの勝浦紘一さん(80)は「時間をかけて作ったことが分かる。並べ方が芸術的で素晴らしく、何枚も写真に収めた」と話していた。

 イベントは全国的なプロジェクトの一環で、全都道府県とフランスや中国など海外8カ国で一斉に明かりがともされた。

 大里八幡神社では24日まで午後6時半~9時に行われる。