臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=県庁

 徳島県は27日、新型コロナウイルスに感染した10~50代の男女7人について詳細を発表した。また、20~25日に感染が分かった19人に対するスクリーニング検査で、インド由来の変異株「デルタ株」の疑い株が1人から検出されたと明らかにした。県内で疑い株と判明したのは計3人となった。

 県によると、新たに疑い株と分かった1人は県外との往来があり、県外から持ち込まれた可能性があるという。この人の接触者らは感染しておらず、現在のところ県内で感染は広がっていないとしている。県は疑い株の検体を国立感染症研究所(東京)に送り、ゲノム(遺伝情報)解析で確定させる。

 感染が分かった7人は▽京都府の10代男子大学生▽徳島市の20代アルバイト女性▽阿南市の20代男性会社員▽徳島市の30代男性会社員2人▽東みよし町の40代男性会社員▽徳島市の50代女性パート従業員。全員が軽症か無症状だった。

 アルバイト女性と男子大学生、女性パート従業員は家族という。大学生は県内に帰省中だった。7人のうち、4人の感染経路は現時点で分かっていない。

 県民に注意を促す「とくしまアラート」の指標では、直近1週間(20~26日検査分)の新規感染者は37人、病床使用率は23・1%となっている。