美波町を中心に撮影が進んでいる映画「波乗りオフィスへようこそ」のロケ7日目の4日、主人公の会社に転職した若者役の俳優伊藤祐輝さんが、高知県東洋町の生見海岸でサーフィンをするシーンに挑戦した。
伊藤さんは趣味のサーフィンを楽しむため、東京から美波町へ拠点を移した主人公のIT会社に転職する若者を演じる。
サーフィン未経験の伊藤さんは、事前に海岸などで練習して撮影に臨み、サーフボードに乗って波を待つ場面や波の上でボード上に立つ演技に挑んだ。撮影監督の赤川修也さんはボードにカメラを取り付け、臨場感ある映像を撮った。
美波町の住民らサーファー6人も、エキストラ出演や撮影補助で協力。伊藤さんは「きれいな海がすぐ近くにあってうらやましい。『よそ者』が町の住民になっていく過程を表現できれば」と話した。