ほれ、みたことか。やっぱりエライことになってしもうた。…そんな声があちこちで上がりそうじゃな。東京でのコロナ感染者が増え続け、五輪に出場する選手や関係者への感染も広がっておるな。

 国内で五輪が開かれるんは、57年ぶりらしいな。開催が決まった最初の頃こそ、祝祭ムードだったものの、その後はごたごた続きやったなぁ。森はんのおかげで「ジェンダー」もクローズアップされましたな。関係者は成果をみせねばと、「多様性」やら「調和」やらをアピールしておるけれど、喉元過ぎれば…にならなええですがなぁ。

 「家でテレビ観戦・応援を」って昭和世代の政治家はんらは言うけんど、最近の若者はテレビや見ぃへん。見るのは暇を持て余しているじい、ばあのみじゃ。

 ほなけんど、あの開会式のショボいこと、陰気臭いこと! 徳島出身の詩人・野上彰の「五輪賛歌」が歌われると聞いておったけど、それも英語版の合唱で、野上の訳詩でなかったなあ。わて、ほんまによう言わんわ!

 もう一つ、「津田の盆(ぼに)踊り」唄の一節が歌われたと知ったけど、中継を見ておる時には知りまへなんだ。まあしかし、津田の盆唄は死んだ人に呼び掛け、残された者がしっかり生きる宣言でもあるはず。

 そういえば、今回の五輪には「復興応援へ応える」というメッセージが込められておったな。アスリートの戦いに力をもろうて、なんとか最後まで頑張りまひょ。(意地野悪婆)

※わて、ほんまによう言わんわ=あきれてものも言えない。笠置シヅ子のヒット曲「買物ブギー」で有名になった決めぜりふ