臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=県庁

 徳島県は28日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~40代の男女7人について詳細を発表した。このうち徳島市の40代女性は徳島市民病院の看護師で、肺炎の症状があり中等症。他の6人は軽症という。

 看護師は27日にけん怠感などの症状が現れ、同日に市民病院で抗原定量検査を受けて陽性と分かった。県は、病院の職員全員と出入り業者ら約850人の検査を進めており、感染した看護師と同じ病棟で働く17人は全員陰性だった。

 クラスター(感染者集団)が発生した海部高校(海陽町)の男子生徒も感染し、クラスターの規模は22人となった。このほか、県企業局総合管理推進センター(徳島市)に勤める同市の40代男性と、その息子の男子中学生も感染した。息子は23日に学校で部活動をしており、県は同じ部活の生徒ら66人にPCR検査を実施する。

 他に感染が分かったのは▽徳島市の10歳未満の男児▽同市の30代女性▽阿南市の20代男性会社員。男児と女性は親子で、会社員は26日に感染が分かった男性会社員の職場の同僚だった。

 県民に注意を促す「とくしまアラート」の指標では、病床使用率が23・1%となっている。